レセプション

まるで童話の世界に迷い込んだかのよう。美瑛の丘にたたずむ秘密のお宿

2021.01.06

美瑛の丘の真ん中に、突然現れる小さな村。

今回ご紹介するのは、メルヘンな世界観で人気の『スプウン谷のザワザワ村』です。焦がしバターのような壁に、格子窓がついたコテージが5棟並んだこの小さな村は、なんと1棟貸しの宿。1日5組限定で、敷地内は宿泊者しか立ち入ることができません。ハイシーズンは予約が困難なほど人気な『スプウン谷のザワザワ村』、その魅力に迫ります!

夢のような、穏やかな暮らしが叶うコテージ

アンティーク家具に囲まれて、温かいオレンジの光に包まれたコテージ。まるで”誰かのおうち”のようで、どこかほっとする居心地の良さがありました。

2階は屋根裏部屋のようになっていて、ベッドが4つ並んでいます。天井からつるされた麻の布で空間が仕切られていて、そのセンスの良さに思わず「天才か!?」と言いたくなるほど。枕元の窓から差し込む朝日がとても気持ち良かったです。

こだわりのつまった手料理が絶品

晩ご飯はオプションですが、この食事をいただかないで帰るなんてもったいない!と思うほどの美味しさです。宿の方がコテージまで運んできてくださる料理を、自分たちで好きなようにセッティングしていただきます。

筆者が宿泊した日の晩ごはんは、「前菜3種、冬野菜のバーニャカウダ、美瑛産じゃがいものニョッキ、びえい豚のポトフ、デザート」。一品一品とても丁寧に味つけされ、こだわりのつまった手料理に舌鼓を打ちました。

野菜は『スプウン谷のザワザワ村』が運営している農場で採れたものを使用し、びえい豚も一頭買いして調理するそう。コテージの外観や雰囲気、インテリアなど細部までこだわり抜かれた『スプウン谷のザワザワ村』ですが、やはり美瑛のこの土地でしか味わえない”食”に感動しました。

朝ごはんは、「淹れたてのコーヒー、フレンチトースト、温かいスープ、グラスに入ったサラダ」。お部屋でのんびりまったりといただきました。夏はテラスに出て、穏やかな陽ざしの下で食べるのも良いですね。

 

まるで童話の中に迷い込んだような、そんな世界観が魅力の『スプウン谷のザワザワ村』。こだわりのつまった温かな空間で、大切な人と特別な時間を過ごしてみてくださいね。

<スプウン谷のザワザワ村>

■場所:北海道上川郡美瑛町大村大久保協生
■宿泊料金:大人2名利用=19,000円,3名利用=18,000円,4名利用=17,000円
※1人あたりの料金(税込)、全て1泊朝食付き
■晩ごはん:3,900円/人(税込)
■電話:0166-92-7037
■公式HP:https://spoonvalley.com/